古志会員による一句鑑賞

送行(そうあん)とは、夏の修行を終えた僧たちが寺を去ること。その修行は夏安居(げあんご)や雨安居(うあんご)と呼ばれ、九十日続き、解夏(げげ)に明ける。ひと夏の間こもっていた寺を出て、山を下りる僧たち。そのうちのひとりが雲を見上げている。その雲は、その僧の心のように晴れ渡った秋の空に高々と浮んでいるはずだ。(関根千方)

§2193 · 8月 9, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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