古志会員による一句鑑賞

紅の花は高さ1メートル程のキク科の椊物。六、七月頃その茎の先に鮮やかな紅黄色の花をつける。その花びらは古来より染料や薬品、化粧品などに加工されている。掲句は夏の早朝、花を摘み採った畑の風景だろうか。大半の花が摘み採られた畑に、五株ほどが残されている。残されたことで、丈の高い紅花の花の鮮やかさ、明るさがいっそう際立つ。(山内あかり)

§1898 · 6月 22, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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