古志会員による一句鑑賞

山藤は木から木へ蔓を伸ばし、山林の樹冠にひろがる。花は房状に枝垂れて数十センチにもなる。この句の山藤は、まだ花が枝垂れはじめたばかり。「いと」の繰り返しに、ほんとうにまだ小さく、咲きそめたばかりの様子がうかがえる。甘い香りがほんのりと漂ってくるようだ。(関根千方)

§1255 · 4月 24, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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