古志会員による一句鑑賞

 桜餅には、塩漬けにしたオオシマザクラの若葉が使われる。享保2年、山本新六という人が隅田川の土手の桜葉で作ったのが“江戸風桜餅”のはじまりらしい。オオシマザクラは関東以南の海岸沿いや山地に自生し、4月初めころ、葉とほぼ同時に白い花をつける。香り豊かな日本ならではの食べ物を抱く山の緑、花の彩りが浮き立ってくる。(松井潤)

§1087 · 4月 4, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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