9月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時 : 2019年9月28日(土)午前10:00
★集合場所 : JR鎌倉駅 西口改札口(江ノ電側) 
早くいらした方、集合に遅れる方は吟行を済ませて句会場にお入り下さい。 
★吟行地 : 銭洗弁財天宇賀福神社
 鎌倉市佐助2-25-16   ☎ 0467-25-1081
★句会場 : 大路会館 3階C-1  13:00~16:30
 鎌倉市小町2-12‐35  ☎0467-22-1496
 駅周辺には飲食店が多数あります。
★銭洗弁財天宇賀福神社は、頼朝に夢で「この水で神仏を供養すれば天下は
太平に治まる」と告げた宇賀福神を祀っています。その後、北条時頼が銭を
洗い一家繁栄を祈ったことにならい銭を洗ってご利益を願うようになりました。
時間に余裕のある方は、寿福寺、英勝寺にも行かれてはいかがでしょうか。
★出句は、10句、7句選です。13:30を締切とします。
★どうぞお出かけください。 (金澤、大場、神谷)

8月の句会報告
佃島界隈を吟行しました。参加者は、12名。 

生きぬいてこの秋風に出会ひけり   順子
路地深く秋を灯せり地蔵尊      梅子
蜩やお粥ふつくら炊き上がる     美津子
存分に生きしか蝉よ腹見せて     菊江
みんみんに火急の用のあるらしく   道子
鯊を釣る少年地球知り初めり     伊豆山
漁れる秋を煮詰めて醤油の香     宣行
この昼の御数にせんと沙魚を釣る   靖彦
表札に屋号並べて秋すだれ      京子
横丁のたらひに嬰の水遊び      ひろし
昭和濃く残る駄菓子や秋暑し     明子
夜泣きの子あやす渡しの土用波    美沙子

席題 (野分、猿酒、落鮎)

鮎錆びて山々は色深めけり      ひろし
こはれゆく地球にいのち鮎落つる   宣行
ちぎれ飛ぶ雲の早さや下り鮎     道子
神木のふんばつてゐる野分かな    菊江
猿酒に酔うて出できし熊ならん    美津子
落鮎のまぶたに残る青山河      靖彦

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