4月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:2019年年4月27日(土)午前10:00
★集合場所:元町中華街駅(元町方面改札口)みなとみらい線にて
★吟行地:元町から代官坂を上り、横浜山手を巡る
★句会場:神奈川近代文学館 中会議室(13:00~17:00)
〒231-0862 横浜市中区山手町110 ☎045・622・6666
*食事を済ませて句会場にお入りください。
★出句は10句。13:30〆切とします。時間がありましたら席題もいたします。
*元町から代官屋敷、代官坂を上り代官坂トンネルを抜けて山手公園、テニス発祥記念館、カトリック山手教会から港の見える丘公園を巡ります。若葉や薔薇が目を楽しませてくれる季節の散策を楽しんで下さい。横浜村の名主・石川徳右衛門の屋敷が坂の途中にあるため、その屋敷を代官屋敷、その坂を代官坂と呼ばれるようになった。嘉永7年(1854年)横浜村に上陸したペリーが横浜村の名主を町長と考え訪問したことに由来する。石川徳右衛門は、日米和親条約締結のための応接室(現開港資料館開口広場あたり)の設営を、食料その他の設置一切を請け負った。
*句会場の神奈川近代文学館では、特別展「巨星・松本清張展」を開催中ですのでお見逃しなく!
★どうぞお出かけください。〔係:大場・神谷〕

3月の句会報告
寒の戻りの清澄庭園を吟行。参加者は、12名。 
大朝寝して浦島の鴨太郎       千方
過ぎし日にもしもはあらず椿咲く   佐幸
風ふれてけさ初花となりしかな    和子
蝌蚪生れて生きるたたかひ始まりぬ  ひろし
初花や座りて石のあたたかし     光枝
石に坐し陽炎となる男かな      宣行
髪切つて見ゆる耳たぶ初ざくら    道子
夕暮れのやうなけだるさ雪柳     美津子
ひじきかとおもへるほどの数珠子かな 梅子
きりり立つ伊豆石をうつ木の芽雨   元子
採荼庵立つ春風のみちのく行     伊豆山
春草やこの靴とならどこまでも    京子
 席題 (竜天に登る・雲雀・潮干狩)
たからかに一句名乗れるひばりかな  美津子
竜は天に蝌蚪はうじゃうじゃ池の中  美津子
掘り出して鯨一頭潮干狩       宣行
ボンゴレを食べたき我ら潮干狩    和子
目の端にいつも子のゐて潮干狩    道子
竜天に登るきほひのわが師かな    梅子
年若き将棋の才や竜天に       ひろし

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