11月、東京句会のご案内
日時:11月10日(土)
集合:午後1時
会場:森下文化センター
〒135-0004
東京都江東区森下3-12-17
tel.03-5600-8666
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*一句座(10句出/5句選)でおこないます。
*投句は持寄と席題(3句以上)を合わせて10句とします。
*以下のような流れを想定しています(目安です)。
席題発表:13時
投句:13時〜13時45分
選句:13時45分〜15時45分
(休憩15分)
披講と評:16時〜17時
10月の東京句会報告(37名参加)
* 一部直しが入っています。
〈席題3句以上、10投句/5句選句〉
「蓑虫」「夜長」「新米」
<主宰特選>
鬼の子の蓑ふくらます力かな 千方
ときに愛吹かれやすしや赤い羽根 和華子
蓑虫のやうに庵より顔を出し 麻衣子
いつの世も蓑虫の声聞く耳を 千方
蓑虫が鳴けば吹き込む風あらん 麻衣子
狩下手の熊よりのがれ鮭のぼる 麻衣子
ゆびのはら鰯の腹を押しひらく 千方
うるはしき火もて燗せよ新走 宣行
人の世も蓑虫の蓑欲しきとき ひろし
山崩れ川は破れて今年米 光枝
蓑虫の蓑の厚さも性分よ 直子
膝の上の笑はぬ猫と夜長かな 佐幸
<主宰入選>
右左ラリーの音の澄みわたり 遊歩
木の実降ることば減らしてゆくやうに かよ
秋の山大きな地図を拡げたり 広
蓑虫のやうにかろがろ庵編まん 麻衣子
蓑虫や衣剥がされ魚の餌 昌子
から松の道はふかふか穴惑 かよ
大利根の古武士のごとし錆鮎は 伊豆山
晴れ晴れと花嫁送る案山子かな 宣行
自然薯売る山の傾斜に立てかけて 伸子
つづれさせ子規のいもうといつ眠る 秀子
棒高跳棒をはなれてあとは秋 一郎
けふ掘らん隠しおほせし自然生 俊一
蓑虫や百年ずつとゐるやうな 和華子
読みふける林檎包みしローカル紙 俊一
馬肥ゆる栗毛に空を映しつつ 順子
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