★日時:
2017年5月27日(土)午前10:00
★集合場所:
JR京浜東北・根岸線石川町駅 南口改札口(元町方面)
「石川町」までは、東京駅からJR東海道本線または、JR京浜東北線で横浜へ(約40分)、横浜駅からJR根岸線に乗り換え石川町まで約7分です。
★吟行地:
横浜山手の丘(イタリア山庭園周辺)
★句会場:
神奈川近代文学館和室(13:00~17:00)
(〒231-0862横浜市中区山手町110 ☎045・622・6666)
*食事を済ませて句会場にお入りください。
★出句:
10句。13:30〆切とします。
*初夏の横浜・山手界隈を吟行します。
*イタリア山庭園には、ブラフ18番館と外交官の家があり、横浜市外が一望出来ます。山手本通りを港の見える丘公園に向かって進むと、日本で初めて出来た西洋式公園の山手公園。若葉の茂る丘の上には薔薇の花が迎えてくれることでしょう。
*句会場の神奈川近代文学館では「生誕120年 宇野千代展―華麗なる女の物語」展を開催中です。
★片山ひろしさんが、コースを案内をしてくださいます。
★どうぞお出かけください。
〔係:大場・大平・神谷〕
4月の句会報告
武蔵野の面影が残るお鷹の道を辿ると名水百選にも選ばれた真姿の湧水群があり、カワニナも生息している。その先には、かつて聖武天皇の時代に置かれた国分寺跡がある。句会場の殿ヶ谷戸庭園の新緑が、殊の外美しかった。参加者は、18名(見学者1名)
地を割つてたかんな猛き武蔵ぶり 神谷宣行
人生の余白楽しや花の塵 関根千方
湧水と春筍を自転車に 石塚純子
たんぽぽの絮行く空や三千里 鈴木伊豆山
もてあます乳房にも似て八重桜 葛西美津子
このあたり皆本多姓柿若葉 熊谷佐幸
曇天の白うつくしきぼたんかな 那珂侑子
新緑を奏でるごとく崖の水 持田明子
深呼吸して全身が若緑 三田菊江
咲くを愛で散るを憂ひて春の行く 井上じろ
筍の芽吹きて一山とどろかす 園田靖彦
熊谷草いくさも飢餓もなき世をば 大場梅子
墨色の溶け出す鯉や春の水 山田 洋
武蔵野やお鷹の道は蜷の道 山本孝予
小石かと思へば蜷の群なして 加藤あつ子
青年はギター弾きつつ春惜しむ 大平佳余子
湧水にカラーのひらく花曇 吉田順子
はつとして目をみはりたる牡丹かな 杉原啓子
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