5月 深川句会のご案内

日  時:5月24日(水)午後1時
会  場:砂町文化センター
     江東区北砂5-1-7 03-3640-1751
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
 
4月深川句会ご報告
*4月26日、芭蕉記念館分館
*席題「虹、柏餅、更衣」
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。

◎砕氷船阿寒の春を開きゆく      秀子
◎亀の子が亀の子に乗り売られけり   怜
◎春行くや影もま白く百合鴎      秀子
◎くるくると働いて春惜しみけり    梅子
◎蘭鋳やお前も衣更へたのか      幸三
◎柏餅大いなる夢はみ出せる      秀子
◎蕉門のわれも十哲柏餅        靖彦
◎渡るため立ちたる虹やいざ行かん   洋
◎晩年の色を明るくころもがへ     節子
 核兵器子に持たすなよ子供の日    佳余子
 うまし国いつまでもあれ青き踏む   寛子
 猪も春の筍待ちかねて        秀子
 鯉幟かつて名主の武蔵ぶり      梅子
 霞くすべ終へて法楽朝の風呂     佐幸
 新緑のシャワーたつぷりいざ詠まん  菊江
 武蔵野のうぐひすいまだ歌未熟    明子
 砕氷音毬藻のねむり覚ますらん    秀子
 角落ちしことを知らずや突き合へる  和子
 受け継ぎて学生寮の鯉幟       宣行
 来さいやと招かれて伊予花みかん   かよ
 眠りつつ葉を食みゐたる蚕かな    宣行
 生きて生きて亀が啼く日のまだあらず 幸三
 蜷の道その先にある国府跡      佳余子
 若緑将棋の神に愛されて       寛子
 更衣身中の虫そのままに       幸三
 これからの我を見てをれ柏餅     和子
 夕虹の下にて話す良きしらせ     節子
 大虹の真下くぐりて汝の来る     靖彦
 けふからは心の中も更衣       順子
 いつの間に道の端さへ春の園     淳子
 世を拗ねしこともありけり蜷の道   桃瑪
 軽くなるばかりの心更衣       邦紀
 年ごとに妻華やげる更衣       逸郎
 黒帯をたうたう取れず柏餅      俊一
 草原や人の小さき虹の下       怜

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