3月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:
2017年3月25日(土)午前10:00

★集合場所:
雑司が谷鬼子母神入口
都電荒川線「鬼子母神前」駅 約5分(JR山手線大塚駅から都電早稲田方面3駅目)
鬼子母神で集合後、都電で飛鳥山公園へ向かいます。直接飛鳥山へ行かれても結構です。
集合に遅れる方は各自吟行を済ませて句会場へお入りください。

★吟行地:
雑司が谷鬼子母神、飛鳥山公園、王子稲荷神社、音無親水公園
雑司が谷鬼子母神は、室町時代創建で、安産・子育(こやす)の神様として多くの人に親しまれています。本殿、仁王像、大公孫樹、ケヤキ林などが見どころです。
飛鳥山公園は、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗が、庶民が安心して花見を楽しむことができるように整備造成をしました。今でも都内有数の桜の名所となっており、お花見が楽しめると思います。また、万一桜の開花が遅れても公園内には旧渋沢庭園、紙の博物館などの見どころが多数あります。
王子稲荷神社は、東国三十三国稲荷総司との伝承を持ち、落語『王子の狐』でも有名。
音無親水公園は「権現の滝」、木橋の「舟串橋」が再現されており、お花見も楽しめます。

★句会場:
王子 北とぴあ9F 第1和室(せきれい) 13:00~17:00
〒114-8503 北区王子1-11-1 電話 03-5390-1101
JR王子駅前下車 徒歩5分。北トピアは王子駅北口周辺ではひときわ高い17階のビルです。
昼食を済ませて句会場へお入りください。飲食店は近くに多数あります。

•出句は10句、13:30〆切とします。
☆どうぞお出かけください。(係 神谷・大場・大平)
 
 
2月の句会報告

 春浅き六義園を吟行しました。参加者は、20名。

 花いまだ眠りの中や大しだれ     飛岡光枝
 佐保姫のために大門開けてあり    大平佳余子
 憐みの令なつかしや亀鳴ける     菅谷和子
 土肥やせ人間研け地虫出づ      熊谷佐幸
 故郷のことは忘れて春の鴨      山田 洋
 駒込の椿屋敷と申すべく       大場梅子
 くるくると回りて恋に落ちし鴨    葛西美津子
 犇めきて木の芽草の芽日に展く    神谷宣行
 春障子庭に遊べる鳥の影       吉田順子
 摘みためて更に押し込むよもぎ籠   園田靖彦
 新しき人も加はり梅の句座      那珂侑子
 真直に生きて晴れやか橅の春     岩﨑ひとみ
 塵の世といふといへども花の塵    関根千方
 うかうかとしてはをれぬぞ草芽吹く  仲田寛子
 青空に木の芽の伸びる大欅      片山ひろし
 めづらしき鳥の名を聞く木の芽和   福谷 博
 屹立の紀州青石余寒なほ       鈴木伊豆山
 春浅し風がさらふや陽の温み     三田菊江
 初蝶が段のぼりゆく峠道       持田明子
 福寿草咲きさだまりし菰の内     多戸昌子

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