1月 深川句会のご案内

日  時:1月25日(水)午後1時
会  場:森下文化センター
     江東区森下3-12-17
     tel.03-5600-8666
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
*芭蕉記念館分館ではありません。お間違えのないようご注意願います。ご不明のお方はお問い合わせください(鈴木伊豆山)

12月の深川句会ご報告
*12月28日、森下文化センター
*席題「年の暮、湯気立て、葱」
*一部直しが入ってます。
*◎が特選です。

◎魴鮄の吐く鰾まくれなゐ      遊歩
◎湯豆腐の浮き身沈み身喜寿迎ふ   伊豆山
◎流感や十万の鶏巻き添へに     節子
◎針はいま花から蝶へ春著縫ふ    和子
◎こころいま花の十七老の春     和子
◎寒卵雨ニモ負ケズの心意気     ひろし
◎国引きし手力をもて大根引     和子
◎年の尾を強くつかみて句を練らん  和子
◎ええもんや錦小路の年の暮     淳子
 勇魚とる船の位置取り絵図面帖   遊歩
 盆梅の蕾によするわが願ひ     元子
 道問へば山形弁の息白し      東久
 真珠湾冬あけぼのの只中に     佳余子
 のらくろと年の納めの句会かな   梅子
 のらくろはガラスの城で冬籠    間宮伸子
 歌仙とや敷松葉踏み小庵へ     弘美
 仲見世をひやかしゆくも年忘れ   梅子
 鎮火せし闇いつまでも見つめをり  桃瑪
 煤逃げや俳句の神に逢ひに来る   間宮伸子
 里ぢゆうが葱の香りや雨あがり   篤史
 湯気立てて退院の母待つてをり   佐幸
 母在らばいつも湯気立つ古薬缶   元子
 葱下げてバスにづかづか乗り込まん 淳子
 唐国や身の丈ほどの葱育ち     佳余子
 光年の一の矢ならん初日の出    ひろし
 ぽつくりと死なんと云ひつ薬喰   ひろし
 縛られて金文字躍る新年号     遊歩
 葱むいて光の束に結ひ直す     靖彦
 皮一枚焦がして葱を甘くせん    宣行
 下仁田へまた深谷へと葱行脚    遊歩

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