12月 奈良句会ご案内
日時 12月10日(土) 13時30分~16時30分
会場 奈良県文化会館 2F 集会室(F)
第一句座 当季詠 7句出句 5句選
第二句座 席題詠 3句出句 3句選
11月句会報告(6日、東大寺ミュージアム、参加21名)
長谷川櫂先生選(〇特選)
第一句座 当季詠 七句出句
飛火野をあまねく照らす紅葉かな 楓
鼻寄せて二言三言秋の鹿 勇
天平の玉の鈴音秋深し 美那子
○日光像月光像も冬の白 通江
冬近し大岩のごと生きれるか 一爽
○枯れ果ててなほ美しき御物かな 忠雄
○二月堂三月堂としぐれけり 美那子
さはやかな楽の聞こゆる御物かな 豊
○千年の時空の端に鹿あそぶ 瑳楓
ささやきの小道をゆけば小鳥来る 通江
鹿垣の奈良の春日の御遷宮 忠雄
○ひやひやと吹管の竹十七本 久美
○もみぢして大残欠の横たはる 忠雄
○宝刀や海鼠の如く横たはる 悦子
稲架けの向こうに広き虚空あり 忠孝
天平の露の一つや瑠璃の玉 忠雄
晩秋や軒低くして奈良漬屋 弘子
飛火野や昏きほうへと鹿の群 りえこ
神鹿の尿の音も小春かな 真知子
第二句座 席題詠「冬に入る、芭蕉忌、炬燵」、三句出句
○大仏の天上天下冬に入る 忠雄
芭蕉忌や旅の雨またよろしかと 一爽
○おほかたは妻のものなる炬燵かな 豊
置炬燵二人の時間大切に 洋子
ささげ持つ絹一匹や冬に入る 久美
○芭蕉の忌よき弟子たちの育ちけり 洋子
○大仏の柱の穴も冬に入る 悦子
福田弘子(大阪) と申します。
12月10日の奈良句会に参加させて下さい。
宜しくお願いします。
福田 弘子 様
ご参加 大歓迎です。お待ちしております。
上田