10月、東京句会のご案内

日時:10月8日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
   〒136-0071
   江東区亀戸2-19-1
   カメリアプラザ内
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
 
9月の東京句会報告(34名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠:五句投句/五句選句〉
◎さびさびて鮎は銀河の一滴に   大場梅子
◎台風の成れの果て来て騒がしき  三玉一郎
◎いちじくや牛は見えねど牛の声  那珂侑子
◎又一つひらがな覚え涼新た    池田祥子
 鰯雲宇宙への文書く如し     片山ひろし
 突つ走る新幹線や稲百里     杉山常之
 腕白や蜂の子飯を食ひに食ひ   園田靖彦
 この人や水蜜桃の熟るるごと   葛西美津子
 かばかりの風に大揺れ釣舟草   金澤道子
 腕白や蜂の子せしめ凱旋す    園田靖彦
 新米やつねの茶碗をいとほしみ  神戸秀子
 初潮や牛はそろそろ産む気配   熊谷佐幸
 わが山の目につくものに毒茸   杉山常之
 家苞に菜箸買ふや木曽は秋    大場梅子
 田の中に君も跳ねゐて蝗捕り   西川遊歩
 ましら酒月のしづくを醸したる  葛西美津子
 影法師いよいよ秋の来てゐたり  山田洋
〈席題「秋草」「放屁虫」「落花生」:三句投句/三句選句〉
◎秋草や名もなき草も実をなさん  関根千方
◎生きるため大き屁をして放屁虫  森篤史
◎身丈越す秋の草々国栖のくに   神戸秀子
◎秋草の名は知らねども咲きつぎて 辻奈央子
 落花生引くやたのみの馬鹿力   小宮節子
 秋草の草々の名を言ひあてん   大平佳余子
 七十年勝手気ままに放屁虫    熊谷佐幸
 日本武尊秋草踏んで東征す    神谷宣行
 亀虫を掃き出して敷く宿布団   神戸秀子
 放屁虫にほひに気づく猫の顔   持田明子
 ミサイルの一発二発放屁虫    飯沼明法
 てくてくと来て秋草に寝ころべる 大場梅子
 この土地が好きでそのまま落花生 熊谷佐幸

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