日時:9月10日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
〒136-0071
江東区亀戸2-19-1
カメリアプラザ内
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
8月の東京句会報告(26名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠:五句投句/五句選句〉
◎木洩れ日は夏のおもかげ揺れやまず 葛西美津子
◎落雷のやうなサーブを迎え撃て 西川遊歩
◎住み馴れし家こはされて猫の秋 熊谷佐幸
◎ゴーヤーはあをき涙をびつしりと 神戸秀子
◎秋の日を集め卑弥呼の首飾 丹野麻衣子
◎新豆腐白き大地のごとくあり 神谷宣行
大波にもみしだかれてゆく夏よ 葛西美津子
自転車に浴衣の人よいういうと 丹野麻衣子
山の日やはやも出できし薄の穂 山田洋
テロ一つ止める知恵なし終戦日 片山ひろし
一本は川へ向かへり盆の道 葛西美津子
もう鰡がとんでこの世をおどろかす 丹野麻衣子
色変へて去年の蛙か墓洗ふ 熊谷佐幸
勇ましく踊りしあとの大いびき 那珂侑子
ためおきし新聞を読む蟬しぐれ 那珂侑子
〈席題「野分」「蟷螂」「花野」:三句投句/三句選句〉
◎かつてわれ台風銀座住処とす 園田靖彦
◎大花野心涸るるを如何せん 山田洋
◎雲はゆきひとり花野のただ中に 葛西美津子
◎ぶくぶくと泡の中から子かまきり 持田明子
◎さかしまに時止めてゐる蟷螂よ 関根千方
吹つ飛んで野分かテロかおそろしや 三田菊江
大花野日をこぼしつつ汽車はゆく 神谷宣行
蟷螂や老いても鎌はにぶらせず 小宮節子
いつぱしの蟷螂にして威嚇せり 大場梅子
烏賊舟の電球打ち合へる野分中 丹野麻衣子
見にゆかん野分のあとの大富士を 那珂侑子
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