6月 深川句会のご案内

日  時:6月22日(水)午後1時
会  場:芭蕉記念館分館
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
 
5月の深川句会ご報告
*5月25日、江東区文化センター
*席題は「更衣、鯰、さくらんぼ」
*一部直しが入ってます。
*◎が特選です。

◎湧き上がる雲を啜るやところてん  宣行
◎石斛や山の日暮を惜しみつつ    洋
◎若冲の鶏もそろそろ羽抜鳥     和子
◎千の薔薇育てて薔薇のやうな人   逸郎
◎きのふより若き手足や更衣     和子
◎ばら垣や住み替はる人幾たびぞ   あつ子
◎鳴きすぎて口が真つ赤ぞ行々子   和子
◎衣更へて御襁褓ひとつや赤子立つ  宣行
◎音に聞く印旛の鯰みにゆかん    和子
◎大八洲なべて鯰の棲むところ    東久
 青鷺や釣人の芋狙ひをり      明子
 いかめしき明治の髭や蟇      洋
 茄子苗や花ぱつちりと売られをり  節子
 若者の裸体たのもし大浴場     洋
 けふあたり浮巣の鳰の孵るころ   佐幸
 夏料理ごつと岩牡蠣真ん中に    佐幸
 陵へ竹の落葉を踏みしめて     梅子
 大原女の通ふ道なり紫蘇畑     梅子
 新婚のほやほやにして海鞘貰ふ   間宮伸子
 玉虫を追ひ新婚の妻を追ふ     ひろし
 卯の花や散りて米つぶこぼすごと  明子
 夫逝きて過ぎし歳月さくらんぼ   宣行
 大桶にしんと鯰の一夜かな     怜

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