9月、東京句会のご案内

日時:9月12日(土)
集合:午後1時
会場:砂町文化センター
〒136-0073 東京都江東区北砂5-1-7[GoogleMap
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
会場は「砂町文化センター」になります。亀戸ではありませんので、ご注意ください。
*アクセスは以下の四通り。すべて「北砂二丁目」下車徒歩8分です。
1.都営地下鉄新宿線「西大島」駅より
都バス都07系統「門前仲町」行き
都バス亀29系統「なぎさニュータウン」行き、または「西葛西駅」行き
2.JR総武線「亀戸」駅より
都バス亀29系統「なぎさニュータウン」行き、または「西葛西駅」行き
3.JR総武線「錦糸町」駅より
都バス都07系統「門前仲町」行き
4.東京メトロ東西線「東陽町駅」より
都バス都07系統「錦糸町駅」行き
[アクセスマップ]

8月の東京句会報告(30名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
東京句会報告(八日、亀戸文化センター、三〇名)
〈当季雑詠:五句投句/五句選句〉
◎裏山に竹伐りの音ひびき初む     丹野麻衣子
◎蟬穴の上に結べる庵かな       丹野麻衣子
◎秋風に吊して烏賊の一夜干      片山ひろし
◎空蝉のそれぞれにある脱ぎつぷり   北島正和
◎どつかりと蛇笏の秋の立ちにけり   関根千方
 ひと仕事了へてかなかな聴きにゆく  丹野麻衣子
 けさの秋風におどろく卓の花     葛西美津子
 袋掛け忘れしぶだうに白鼻心     持田明子
 青鷺の喉のはためく涼しさよ     関根千方
 朝顔に雀来たりておはやうと     神谷宣行
 蜻蛉や水を離れて笹薮に       加藤あつ子
 かなかなや戦の数の忠魂碑      真板道夫
 慈愛説くマリア御身は灼けしまま   鈴木伊豆山
 三山の夏花も焚かれゐるころか    関根千方
 ことぶれは二羽のすずめや今朝の秋  菅谷和子
 水打つて蟬を起こしてしまひけり   熊谷佐幸
 水馬弾けては又押し合ひて      三田菊江
 正面に富士の全容ハンモック     真板道夫
 あかあかと睨める虎や侫武多くる   間宮伸子
 防空壕うめて畑に秋の風       小宮節子
 宿題に倦きて相撲に入る力      土志田みほ
 ダリの絵のごとくビニールプール干す 西川遊歩
 亡き人もそつと迎へて踊の輪     吉田順子
 掃き寄せて蟬の骸や秋に入る     大場梅子
 けふの日をさぞや待たれし御身拭ひ  西川東久
〈席題:三句投句/三句選句〉
「天の川」「走馬灯」「唐辛子」
◎その中にまはらぬ一つ走馬灯     熊谷佐幸
◎走馬燈まはりはじめは妹の絵よ    土志田みほ
◎吊る軒の無けれど欲しや走馬燈    金澤道子
◎見上げれば空襲のなき大銀河     鈴木伊豆山
◎銀漢のしたたり落ちし露ならん    菅谷和子
 干し上げて夕日の色の唐辛子     片山ひろし
 天の川眠らぬ国の子供たち      高橋たか子
 唐辛子小さき鬼のごとくなり     関根千方
 銀漢につつみ込まれるキャンプかな  加藤あつ子
 天の川むかし補陀落渡海あり     金澤道子

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