7月、深川句会のご案内

  • 日時:7月22日(水)
  • 集合:午後1時
  • 会場:江東区文化センター
  • 会費:2,000円
  • 第一句座:雑詠5句出5句選
  • 第二句座:席題3句出3句選

*大谷主宰出席の句会となります。
*会場は「江東区文化センター」になります。芭蕉記念館ではありません。ご注意ください。アクセスは東京メトロ東西線「東陽町」駅下車、1番出口より徒歩5分です。

6月24日の深川句会報告(芭蕉記念館分館、28名参加)
*一部直し有り。
*◎が特選です。

◎片蔭や森のやうなる妻とゐて      隆子
◎泣きじやくり昼寝の国へ入りゆく    和子
◎雲の峰押して押されてこの形      美奈子
◎打ち水のかはかぬうちに君よ来よ    和子
◎藻を刈つてそのまま草を刈る勢     麻衣子
戸外まで葭屑散らし簾編む       麻衣子
泰山木けさ大輪のかき消えし      俊一
降伏のあの声いまも炎天下       靖彦
蛇の子の消えてつめたき草のこる    順子
生真面目を毛虫のやうに嫌はれて    ひろし
重くれをかづきて梅雨のきのこかな   桃瑪
守宮の手大見得きつてゐるらしや    菊子
飛びゆくはかの子燕の影ならむ     東久
涼やかに許せる人になりたしや     梅子
小さき駅夏の燕の又出て来       弘美
夕焼けや羊の群を連れ帰る       洋
おほき傘買うて荒梅雨のりきらむ    佳余子
軽鳧が呼ぶ声にひよこひよこ子軽鳧くる 節子
早々に藻を刈つて池広うせよ      麻衣子
黒々と昆布干しあり神の庭       佐幸
団欒の隅にかなぶん裏返る       宣行
青竹を切つてすなはち冷し酒      佐幸
村中のなりもの総出雨を乞ふ      靖彦
乾盃は佳余子を祝ふ冷し酒       和子
はんざきに叡知を借りにゆくもよし   宣行
八百万ほめてあがめて雨を乞ふ     靖彦
雨乞や頼む木仏も乾き切り       正和
冷し酒三升呑んで逝きたるか      麻衣子

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です