6月、東京・神奈川吟行句会のご案内

★日時:
2015年6月27日(土)午前10:00

★集合場所:
東京メトロ有楽町線「月島駅」改札口
大江戸線をご利用の方は改札口を出て有楽町線の方へ。約50~60メートルです。
早くいらした方、集合に遅れた方は、各自吟行をして句会場にお入りください。

★吟行地:
佃島界隈

★句会場:
佃区民会館4号室(13:00~17:00)
(中央区佃島2-27-8 ☎03-3533-6951)
*食事を済ませて句会場にお入りください。

★出句:
10句。13:30〆切とします。

*佃島は1644(正保元)年、徳川家康が江戸に入府してから呼び寄せられた摂津国佃村(現大阪市西淀川区)の漁民たちが築いた島です。
*住吉神社は、摂津の住吉神社から分霊され、1646年に現在地に創建された佃島の鎮守です。
✿どうぞお出かけください [係:葛西・大場]

5月の吟行句会報告
白洲次郎・正子の旧邸「武相荘」を吟行。参加者は、23名。

柿若葉死なば一切がらくたに   秀子
西行に明恵に焦がれ明易し    梅子
無愛想といふといへどもあやめ花 靖彦
主なき家の主や大団扇      栄順
夏草や国の破れし頃思ふ     洋
よき人によき連れ合ひや柿若葉  道子
明易や刺子ひと刺ひと刺に    美津子
明月記ぽんと置かれて柿若葉   厚子
奔放に生きて一徹夏の雲     順子
今年竹青き光を放ちけり     間宮伸子
板の間といふ涼しさを好まれし  藤子
どくだみや従順ならざる日本人  四郎
亡き人の羅広げ人集ひ      ひとみ
青嵐その遺書もまた潔し     呑空
深山蓮華正子の花と思ふべし   潮伸子 
柿若葉昼を灯してなほ暗く    和子
老鶯やとなりは新興住宅地    孝予
紫陽花は正子の好きな色で咲き  佐幸
竹皮に獣の手触りありにけり   博
映り込む李朝箪笥や夏灯     伊豆山
大山蓮華一枝折りて夏籠らん   千方
地下足袋を脱いで一献夏の宵   はるみ
名にし負ふ大山蓮華風に揺れ   あつ子

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