日時:3月14日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
会費:2,000円(学生半額)
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*会場は亀戸文化センターですので、ご注意ください。
*古志四賞の授賞式を句会のあとに開催いたします。
*句会は一座(持寄+席題7句出句5句選)となる予定です。
1時~:句会
4時〜:授賞式
2月の東京句会報告(27名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎生きのびてまた末黒野をすみかとす 菅谷和子
◎文句たらたら鱵は顎をつき出して 間宮伸子
◎黒潮のうねりさながら鹿尾菜煮る 神戸秀子
いのちある虫も卵もお山焼 菅谷和子
穴釣りの糸の引かねばこほりそめ 菅谷和子
我が角はけふは出すまじ鬼の豆 菅谷和子
酒抱いて句敵来たり春の雪 上村幸三
かんばせに泪のあとの雛かな 上村幸三
立春の豆が馳走や庭の鳥 間宮伸子
わが椿鳥も焦がれて通ひ来る 神戸秀子
流氷に一休みして海烏 本谷厚子
草の芽の苔おしのけて出でしかな 小宮節子
滝解くる閉ぢ込めし音解き放ち 北島正和
徘徊は老人の性春の月 山田洋
漱石の苦言さりとて大朝寝 園田靖彦
◎藁くはへ巣組みの鵯のせはしさよ 吉田順子
◎帰り来よ古巣は今もそのままに 持田明子
花嫁となりしミモザの日なりけり 菅谷和子
育つとは古巣捨てゆくことならん 上村幸三
白酒を汲んで始まる女酒 北島正和
神宿る一木一草古巣にも 佐川あけみ
ペンギンの古巣は海に遠くあり 丹野麻衣子
大いなる洞にもどりし古巣かな 関根千方
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