2月、東京句会のご案内

日時:2月14日(土)
集合:午後1時
会場:江東区文化センター
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
会場は「江東区文化センター」になります。亀戸ではありませんので、ご注意ください。
*アクセスは、東京メトロ東西線「東陽町」駅下車、1番出口より徒歩5分です。バス利用の場合は次の地図を参照ください。→地図
 
 
1月の東京句会報告(31名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎くれなゐの腸を一すぢ海鼠かな  丹野麻衣子
◎雪折やばりばり風の又三郎    北島正和
◎ふくらんで尻餅ついて雀かな   関根千方
 赤子泣く声は宝や初電車     間宮伸子
 畑のもの引抜いていざ寒見舞   園田靖彦
 怒りたる火山はやうやう眠りしか 上俊一
 餅の花ゆらして子らよ帰りこよ  菅谷和子
 のつたりとちやうど一キロ初泳ぎ 野崎フク子
 泥つきのままの一本焼ねぎに   持田明子
 大瘤を誇る欅や注連かざり    小宮節子
 寒燈徘徊の父戻るまで      真板道夫
 腕力はあの頃のもの餅を搗く   飯沼明法
 わが門の根曳の松やあをあをと  園田靖彦
 かの人の病癒えしか薺粥     熊谷佐幸
 煮凝のために残して河豚の皮   丹野麻衣子
 お多福はいつも隣に花の春    上村幸三
◎一刷の雪のやうなる紙を漉く   葛西美津子
◎乾してなほ水の香りや手漉紙   神谷宣行
◎紙漉いて雪の間に間に干し上げん 丹野麻衣子
 天竜に糸を切り合ふけんくわ凧  片山ひろし
 皹もものともせずに紙漉女    飯沼明法
 凧あがる坂東太郎越えるまで   飯沼明法
 けんくわ凧きりきり舞の糸と糸  本谷厚子
 紙子着て翁が漉きし吉野紙    丹野麻衣子
 厠にも一本ゆかし水仙花     山田洋
 あめつちの力くらべや凧     山田洋
 紙漉いてこの一枚の葉書かな   城山邦紀
 奴凧まだまだ天を目指すらし   葛西美津子

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