1月、東京句会のご案内

日時:1月10日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
会費:2,000円(学生半額)
 第一句座:持寄5句出句5句選
 第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*会場は亀戸文化センターですので、ご注意ください。
 
12月の東京句会報告(35名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎熊よけの爆竹貰ひ投票へ     神戸秀子
◎白熊の雪夫のをらず冬の水    勝又眞子
◎月上げてけふは雪ふる火山灰ふる 丹野麻衣子
 凩に粧ひも落ちて竜田姫     北島正和
 煤払ひ荒神さまの裾の内     北島正和
 武蔵野の落葉時雨を浴びに来よ  山田洋
 月凍てて牛の寝息も氷らんと   丹野麻衣子
 ふる雪や箔打つ音のかろやかに  金澤道子
 御渡りは神の逢瀬の道ならん   片山ひろし
 乾鮭や開きし腹に海の風     間宮伸子
 裸木や空手の型を一心に     葛西美津子
 ストーヴや読経聴きつつ眠くなる 野崎フク子
 半生の汗も涙も知る毛布     石塚直子
 冬うらら恥をかいては又一句   那珂侑子
 房総は眠る山なく年暮るる    持田明子
 門高く大蜘蛛の囲や朝刊来    西川東久
 ねんねこや青洟乾び眠る子よ   園田靖彦
 友がゐて俳句が好きでおでん酒  菅谷和子
 綿虫や廊下の奥がおそろしく   関根千方
◎弾ませて天へ還さん龍の玉    石塚直子
◎芭蕉虚子いよよあたらし龍の玉  上村幸三
 人生の大つごもりを乗り越えん  山田洋
 山田翁いよいよ弾む竜の玉    丹野麻衣子
 草石蚕に箸つけてさてどんな味  金澤道子
 ふるさとの草石蚕うれしき一の膳 片山ひろし
 病にも明るき出口草石蚕食む   間宮伸子

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