11月、東京句会のご案内

日時:11月8日(土)
集合:午後1時
会場:江東区文化センター
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
会場は「江東区文化センター」になります。亀戸ではありませんので、ご注意ください。
*アクセスは、東京メトロ東西線「東陽町」駅下車、1番出口より徒歩5分です。バス利用の場合は次の地図を参照ください。→地図
 
 
10月の東京句会報告(41名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎四Sのひびきなつかし素十の忌    佐川あけみ
◎かりがねの声の中なる目覚かな    吉田順子
◎ここいらのことは案山子に聞くがよし 辻奈央子
◎団栗や遊びて楽し歌つても      岩﨑ひとみ
◎紅くあれ金時藷も金太郎も      北嶋正和
 胡麻刈らな莢をはじけてとぶまへに  菅谷和子
 貼りをへて夜の明るき障子かな    菅谷和子
 釣竿をほつたらかして鯊ばかり    丹野麻衣子
 柿好きのもうそのへんでやめたまへ  大場梅子
 新米や鶏屋にたまごを取りにゆく   熊谷佐幸
 案山子とてをれば淋しさ忘れたる   勝又眞子
 紫蘇摘むや小蟻も混じる十グラム   北嶋正和
 秋の富士火を噴く山となるなかれ   片山ひろし
 四十年めぐみと母の秋二つ      鈴木伊豆山
 きゆるきゆると鳩の羽音や街は秋   西川東久
 この関を熊も越ゆるや木の実降る   神戸秀子
 おとうとと相撲をとりし記憶ふと   那珂侑子
◎ひよんの実は皆あこがるる宝かな   岩﨑ひとみ
◎瓢の実の吹かれぬままに忘らるる   三田菊江
 腸を川瀬にあらひ濁り酒       村松二本
 鳴らせよと君投げくれしひよんの実  丹野麻衣子
 夜ごとぶつぶつどぶろくの一升瓶   葛西美津子
 鉄砲打ち獲物を吊つて濁り酒     大場梅子
 濁酒やぼんくらにして歴史あり    関根千方

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