11月,京都句会のご案内
日時:11月17日(日)午後1時~午後5時
場所:落柿舎・次庵
1句座目:7句(当季雑詠)出句,5句選 2句座目:3句(席題)出句,3句選
※落柿舎の場所は,次のアドレスを。
http://kyoto-sampo.jp/kanko/rakushisha.html#Map
※落柿舎の入口で「古志の者です」と名乗って下さい。
そこでは入場料(200円)を払う必要はありません。
句会場は落柿舎の中の「次庵」です。
入場料と句会場使用料をまとめて(700円),句会のときに徴収します。
※11月9日(土)に20周年記念大会があります。例会も通常どおり第3日曜日にありますので,ふるってご参加下さい。
※次回の主宰ご出席の句会は,来年2月16日(日)の予定です。
10月例会(20日)の報告
主宰ご出席で,17名参加でした。秋時雨の中,有志で真如堂・金戒光明寺(黒谷さん)を吟行しました。東京から丹野麻衣子さん,辻奈央子さん,愛媛から三木紀幸さん,桂子さん,岐阜から上松美智子さんにお越し頂きました。
主宰の特選句,入選句は次のとおりです。
特選句
これがかの東北院か木の実降る 茂
いただかむ中風除けの十夜粥 京子
秋しぐれ黒谷さんの大庇 麻衣子
入選句
菩提子の落ちつくしたる京に雨 美那子
会津墓石不揃ひなるが身に入みて 京子
雑兵の墓は崩れて秋の風 桂子
秋霖や汲めども尽きぬ油壺 京子
小鳥来る戦なき世の兵の墓 桂子
菩提子をポケットに入れ京にあり みつこ
菊の香や京に眠れる会津の士 桂子
合歓は実にまたも戦に増えし墓 紀幸
穴まどひ汝も会津の墓守か 汀
ワグナーと張り合ひをるか朝の鵙 勝之進
ひと雨にこれ信心の草紅葉 麻衣子
謄写版刷つて夜長のインク壺 英二
すり鉢を屋根の重石や柿紅葉 美那子
菩提子のかたく小さく気むつかし 汀
天の川すべてを超ゆる妻の恩 勝之進
女郎花すくと一本竹筒に 茉胡
秋雨をのがれてまづは腹ごしらへ 奈央子
蓮の実を飛ばし切つたる空のあり まき
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