9月、東京句会のお知らせ

日時:9月14日(土)
集合:午後1時
会場:青山こどもの城
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:当季雑詠5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
* 大谷主宰ご出席の句会となります。
 
8月の東京句会報告
〈大谷主宰特入選句〉
*○は特選句です。
*一部、主宰の直しが入っています。

○ 投げる人受け取る人のゐて西瓜     園田靖彦
○ 満州男てふわが名ありけり終戦日    園田靖彦
○ 朝顔のほとりに臥して子規写生     西川遊歩
○ 立秋の蟬の殻より白き紐        関根千方
  駒鳥や漸く霽れて八ヶ岳      わたなべかよ
  まつさらな盆提灯や魂迎        本谷厚子
  雲行くや七十の夏胃を病んで       上俊一
  盆用意若き遺影を拭くことも      間宮伸子
  野の花をコップに挿して今朝の秋   山本智恵子
  サングラスぐんぐんわれに迫りくる  加藤あつ子
  この国を支へきし民棉の花        潮伸子
  戦争を問はれて語る夜の秋      山本智恵子
  文晁の富士の余白の涼しけれ     庄嶋あかり
  打水や関帝祭のお練くる        小宮節子
  しわしわの麻のジャケットその笑顔    上俊一
  庭の花あれこれ摘んで墓参り      大場梅子
  雲の峰越えし者皆若かりし       西川東久
  蚊帳吊れば鯛やひらめのやうに子ら わたなべかよ
  夕蟬や木肌にのこる日のほてり    佐川あけみ
○ 新涼の早瀬をのぼる鮠の影      庄嶋あかり
○ 朝ごとに掃いて木槿にありがたう    小宮節子
○ 遷宮の伊勢よ出雲よ涼新た      丹野麻衣子
  木槿垣めぐらせ隠居住まひせん    山本智恵子
  彫り上げし邪気の眼や涼新た      柏田浪雅
  須佐之男の大蛇退治や稲光       大場梅子
  新涼や糊の利きたるパジャマ着て   鈴木伊豆山
  稲光り守宮のまなこ黒くあり      関根千方

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