8月、東京・神奈川吟行句会のご案内

★日時:2013年8月24日(土)午前10:00
★集合場所:浜離宮恩賜庭園 大手門口
都営地下鉄大江戸線「築地市場」、ゆりかもめ「汐留」より 徒歩7分
JR、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線「新橋」より 徒歩15分
※中の御門口(都営地下鉄大江戸線「汐留」の10番出口を出て徒歩5分)から入園した方、水上バスでいらした方は、そのまま吟行をすませて句会場にお入りください。
★吟行地:浜離宮恩賜庭園 (入園料300円)
〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1-1
電話 03-3541-0200
★句会場:園内「芳梅亭」13:00~16:00和室です。
 
☆潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式ですが、実際に海水が出入りしているのはここだけです。
☆初秋の草木の花々、例えば槿、芙蓉、百日紅などが見られるでしょう。
☆昼食は各自ご用意ください。庭園内に食堂等はありません。飲み物の自販機はあります。
☆出句は10句。13:30〆切とします。
✿どうぞお出かけください [係:葛西・大場]

7月の吟行句会報告
炎暑の小石川後楽園を吟行しました。参加者は18名。

 手にとれば空蝉爪を立てにけり       厚子
 ひよっこりと涼しい顔のあらはるる     梅子
 渾身のこゑ七日目の蝉ならん        四郎
 水戸様の苑に一畝の早稲の花       あかり
 日傘して軽鳬の親子のしんがりに      千方
 尻上げてじつと蜜吸ひ花潜          博
 見回せばみんな涼しき木の下に       益美
 涼しさもご馳走なりし昼御膳        佐幸
 松の肌みしみしと鳴る暑さかな       光枝
 涼しげに寄りくる塩辛とんぼかな      じろ
 朝顔のこのむらさきをあつらへん      靖彦
 合掌を解きてすなはち紅はちす       桃瑪
 とび立たんばかりの蝉の骸かな       道子
 石工積む石を数へて涼みをり        宣行
 ビルの囲を睨んで立てり紅蓮        東久
 一斉に葉裏をみせて蓮かな         呑空
 地の旱ビッグエッグを茹で上げる       悠
 水涸れて弁天様も暑からう          洋                                                 

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