7月、東京・神奈川吟行句会のご案内

★日時:2013年7月27日(土)午前10:00
★集合場所:小石川後楽園入口
JR総武線「飯田橋」東口徒歩8分、地下鉄大江戸線「飯田橋」C3出口から徒歩2分、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」A1出口から徒歩8分、丸の内線・南北線「後楽園」中央口から徒歩8分。
※集合に遅れる方は吟行をすませて句会場にお入りください。
★吟行地:小石川後楽園 〒112-0004 東京都文京区後楽1-6-6
  ℡ 03-3811-3015
★句会場:園内涵徳亭 円月・不老の間(洋室)12:30~16:00
 ※昼食を済ませて句会場にお入りください。 
☆小石川後楽園は、江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。また、庭園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。
今は大都会のオアシスとなり、蓮や百日紅の花が迎えてくれることでしょう。     
☆出句は10句。13:30〆切とします。   [係:大場・葛西]

6月の句会報告
大磯の鴫立庵と藤村旧宅、こゆるぎの浜を吟行。参加者は19名。

草の戸や涼しき風のいまも吹く      悠
俳諧の道場破る藪蚊かな         厚子
蚊遣火をまたぎて来たる女かな      光枝
草の戸をたたくは落梅ばかりかな     秀子
西行の落してゆきし文ならん       梅子
碑の丸や四角やさみだるる        美津子
投げ釣りの糸の吹ぶくや雲の峰      靖彦
心なき身にも沢より風涼し        桃瑪
空蝉や命ひとつを世に送り        宣行
夏の潮心大きくなりにけり        益美
ねこじゃらし活けて藤村旧居かな     あつ子
せせらぎの音の涼しき庵かな       ひろし
湘南の夏は海から来たりけり       道子
湘南の名も涼しげや歌の種        淳子
潮の香もはるかよりして夏燕       ひとみ
藤村や風の涼しと逝きたまふ       四郎
片膝を抱く西行夏落葉          佐幸
武士の具足の音や虎が雨         伊豆山
六月や渚釣りとは美しき         侑子

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