7月、東京句会のお知らせ

日時:7月13日(土)
集合:午後1時
会場:青山こどもの城
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:当季雑詠5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
* 大谷主宰ご出席の句会となります。
  
6月の東京句会報告
〈大谷主宰特入選句〉
*○は特選句です。
*一部、主宰の直しが入っています。
○ 遊牧の民のテントで昼寝覚     わたなべかよ
○ 砂丘ゆくひとり跣になればみな   金澤道子
○ 楸邨の震へる拳青嵐        神谷宣行
○ ここからをまほろばとせん田代掻く 柏田浪雅
○ かもしかのわが足なれど脚気かな  園田靖彦
  岩を見て仏の顔と涼しく見     加藤あつ子
  紫陽花の切り口焼いてお見舞に   吉田順子
  蝸牛雨降る旅もまた愉快      西川遊歩
  伽羅蕗や今日は僧居る寺の庫裏   北島正和
  岩が根にあやふくすがる山女釣   杉山常之
  負けん気の顔にふた筋汗流る    神谷宣行
  ここもまた鮎帰りくる川であれ   丹野麻衣子
  ひとりゐの黙に言葉も黴さうな   辻奈央子
  今はもう姉がふるさと山法師    大場梅子
  黄金のしづくをこぼし枇杷すする  大場梅子
  切り出せずビールの泡が消えてなほ 辻奈央子
  あんみつを食べて笑つて共白髪   間宮伸子
  腕組も庭師の仕事蚊遣香      鈴木伊豆山
  日焼けの子先輩のもの洗ひけり   三玉一郎
  植木屋はからの鉢にも水を打つ   丹野麻衣子
○ 飛梅の青梅をいざ天日干し     丹野麻衣子
○ 水戸様の青梅配る日なるぞ     熊谷佐幸
○ せせらぎの奥はアルプス山開き   杉山常之
○ 葦の丈くぐりくぐりて蛍舟     園田靖彦
  恋の句を詠めば蛍光りけり     辻奈央子
  飛梅の実の青々とみくじ引く    わたなべかよ
  青梅を蹴りころがして登校す    関根千方
  蛍狩下駄からころとひびかせて   大場梅子

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