2月、東京句会のお知らせ

  • 日時:2月9日(土)
  • 集合:午後1時
  • 会場:青山こどもの城
  • 会費:2,000円(学生半額)
  • 第一句座:当季雑詠5句出句5句選
  • 第二句座:席題3句出句3句選

* 大谷主宰ご出席の句会となります。
* 句会場は先月より「青山こどもの城」です。お間違えのないように、ご注意ください。

1月の東京句会報告
1座目は雑詠、2座目席題「小豆粥」「寒晴」「福寿草」
〈大谷主宰特選句〉
ゆるゆると氷に透けて鯉寄り来  福谷博
太箸は枡におとらぬ木の香り   関根千方
初夢を喰うて肥えたる漢かな   柏田浪雅
断崖の下の小舟や海鼠突     潮伸子
ざくざくと雪のにほひの飼葉切る 柏田浪雅
皺腹に力を貰ふ小豆粥      山田洋
しろがねの眉整へて小豆粥    北島正和
つやつやと箸はくれなゐ小豆粥  梅本元子
藁もたぐ莟そここに福寿草    吉田順子

〈大谷主宰入選句〉
歳時記の春をひらきて冬籠    上村幸三
万年も古びては明け花の春    石川桃瑪
切先のくるくる内へ蕪むく    篠田紀子
満点星の冬芽あかあかまだ固く  山本孝予
島一つ守りきたりし鳥総松    熊谷佐幸
ふるさとは今寒鰤のうまき頃   柏田浪雅
泥葱の束持たさるる帰京かな   真板道夫
アザラシのすつてんころり氷上に 大場梅子
初句座の一句一句の御慶かな   西川遊歩
ほのぼのと腹に臍ある初湯かな  飛岡光枝
庚申塚の小さき餅も開きけり   飛岡光枝
寒卵ちよつと焦がして目玉焼   梅本元子
探し得し祖母の行平小豆粥    真板道夫
寒晴や海に入りゆく禊衆     飛岡光枝
母の箸小ぶりに替へて小豆粥   神戸秀子

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