日時:1月15日(日)午後1時から5時頃まで
場所:落柿舎(最寄り駅はJR嵯峨嵐山)
第1句座:当季雑詠7句出句,5句選句
第2句座:兼題「餅花」と席題2句の合計3句出句,3句選句
※落柿舎の入口で「古志の者です」と名乗って下さい。
そこでは入場料(200円)を払う必要はありません。
句会場は落柿舎の中の「次庵」です。
入場料と句会場使用料をまとめて(700円),句会のときに徴収します。
※2月19日(日)は主宰ご出席で,宇治平等院などを吟行する予定です。
12月例会(18日)の報告
柚子の里に行き,「山重」で鶏の水炊きを頂いての忘年句会でした。柚子風呂に入った方もあり,山重には,湯冷めを防ぐための「背中でんち」も用意してありました。句会は,7句出句,5句選,うち1句特選の1句座でした。18名出席。
鍋奉行柚子を散らせし豆腐入れ 美智子
道標の手造りやさし冬至風呂 恵美子
渓谷を見下ろす駅に着ぶくれて 美那子
柚子の香や風は西から東から 勇
陵の道はるかなる柚子の里 幸子
上がりきておでんち借りる柚子湯かな 民子
朝の陽のすべてはここに冬菜畑 いほり
南天の実明りたどる御陵径 初男
枯尾花風が住みつく天皇陵 汀
頬冷たや保津峡駅に降り立てば 初恵
陵を守りて柚畑守りけれ まき
どこからか水尾の柚子の匂ひかな 一爽
長持を道具入れとす柚子畑 京子
ふはふはと風呂吹廻す口の中 次雄
杣山の道のゆきつく柚子の里 洋子
寒晴の残れる月へ飛行船 英二
柚子ゼリー水のごとくに運ばれ来 通江
陵の裏は絶壁冬の鵙 茉胡
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