7月、東京句会のご案内

  • 日時:7月9日(土)
  • 集合:午後1時
  • 会場:科学技術館
  • 会費:2,000円(学生半額)
  • 第一句座:当季雑詠5句出句5句選
  • 第二句座:席題3句出句3句選
  • * 参加者が40名を越えた場合は、当季雑詠+席題計7句出7句選、一句座のみとします。

六月のご報告
はやばやと梅雨入した東京。句会当日も朝から小雨ぱらつき、そのなかを三十人近くの方にお集まりいただきました。初参加は、大西千代美さん、関きみ子さん、辻奈央子さんの三名。一座目は雑詠五句、二座目の席題三句。題は「夏燕」「夏料理」「葵」。以下、入選句より。

雨粒にやどるいのちやさくらんぼ   里美
環七は大河となりてさみだるる   美津子
立ちあげて国の守りの大茅の輪   麻衣子
あれこれの泡となりたるビールかな  千方
いそいそと正装でゆく毛虫かな    眞子
ジャスミンの息つけぬほど花盛り   佐幸
白シャツに着がへて海を見にゆかん きよし
雲の峰一振りで切る傘の雨     ひろし
中空に我を呼ぶこゑ麦畑       純子
みちのくへつづく夕焼見てをりぬ  奈央子
片蔭をひとりはみでてランドセル  きみ子
心底の底のぞきこむ金魚かな     靖彦
牛蛙万緑へ声とどろかせ       沙羅
ばりばりとさつきの垣根刈り始む  フク子
ひたむきに風切り拓く夏燕     千代美
葵咲く江戸城址に句会せん      遊歩
板の間にぴたりと正座夏料理      洋

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