8月の奈良句会は恒例により休会いたします。
7月の奈良句会報告(13日、奈良県文化会館、10名)
満ち足りて月夜に散るや竹落葉 硯涯
始まりは白雨避けたる軒の下 茉胡
遠花火おくれし音に次の花 瑳楓
夕支度せぬ日の手足釣忍 美那子
青鷺の暮しかはらず世界遺産 弘子
河鹿笛旅寝の校舎静もれる 正子
虚空より賜はるものに青柚の香 りえこ
現世の声と思へず時鳥 豊
水煙の乙女らたたく白雨かな 悦子
夏旅や渚の砂を宇宙より 忠雄
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