日 時:8月7日(水)午後1時
会 場:森下文化センター
会 費:2,000円
第1句座:雑詠5句出5句選
第2句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
7月深川句会のご報告
*7月3日、25名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。
(第1句座、雑詠、5句出5句選)
◎老いといふ敵を得たり更衣 宣行
◎漂泊の歌も句もなく海月かな 俊一
◎立葵揺れて一雨来るといふ 伴子
◎白玉や聖母にもある老いの日々 怜
白き歯をみせて麦藁帽子来る 怜
守一の猫の繕ふ梅雨入りかな いづみ
猫もまた仏の子なり昼寝して 元子
田植機にけふは手こずりバイク乗り 秀子
勤めあげほうたる舟の船頭に 逸郎
出棺や灼けし日傘を脇挟み 秀子
ナイターや隣りの恋も一得点 遊歩
貧しさの西日のがるるすべもなく 純子
黄金の糸をくり出す女郎蜘蛛 梅子
(第2句座、席題「黒鯛、金亀子、合歓の花」3句出3句選)
◎黒鯛の魚拓の黒の凛々しさよ 俊一
◎ぶんぶんぶん恋のかなぶん体当り 和子
◎放さばや胸のよどみを花合歓に 桃瑪
◎黒鯛釣らん東京湾を釣堀に 逸郎
◎寝ぐるしやかまつて欲しき金亀子 和華子
◎コンビニにかなぶんぶんの八つ当り 道子
◎かなぶんがごつんと来たり句にせよと 靖彦
ちぬといふ闇のかたまり釣り上げぬ 宣行
民宿の焼けし畳や金亀子 純子
黄金虫われを灯りと思ふかに 秀子
楸邨忌合歓の花咲く隠岐の牧 遊歩
むすめ持つ夢かなはざり合歓の花 寛子
田仕事の泥足洗ふ合歓の花 純子
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