7月、東京句会のご案内

7月、東京句会のご案内
日時:7月21日(日)
集合:午後13時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸2-19-1 カメリアプラザ5F
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*一句座(8句出/5句選)でおこないます。
*投句は持寄と席題を合わせて8句とします。
*以下のような流れを想定しています(目安です)。
席題発表:13時
投句:13時~13時45分
選句:13時45分~15時45分
(休憩15分)
披講と評:16時~17時

6月の東京句会報告(31名参加)
〈第一句座 8投句(席題3句以上)/5句選句〉
「梅雨」「白玉」「青葉木菟」
◎特選
激痛のくらげの糸のきらきらと  俊一
→ 激痛やくらげの糸のきらきらと
尺取りの測る大きな魂ひとつ   遊歩
田の神の髭整へん田草取     雅子
我持つと母には高し白日傘    碩
しらたまや休むにしかず疲れたら 寛子
寿命など何のがつがつ猫の夏   佐幸
働かぬ蟻の気持ちを見ておりぬ  遊歩
吾といふ器へ滝の轟ぬ      かよ
◯入選
夏帽子振れば応へる小海線    美沙子
大金魚愁ひのときのあるらしく  幸三
あめんぼや一けりに日を越えたるよ 節子
梅雨籠り見ぬ世の人を友として  和子
稽古後のぬるき水にて涼をとる  碩
ぶすぶすと戦争の種梅雨に入る  佐幸
蚊蜻蛉より細き人なり親切なり  伸子
→蚊蜻蛉よりか細き人で親切で
白玉やまあるく呑まん憂き世なぞ 和華子
浜焼きの烏賊の臭ひの容赦なく  俊一
生ぐさき息吐きながら梅雨鴉   梅子
まひまひや晴読雨行ひたすらに  節子
喉ながく亀のあくびや花南天   寛子
→*下五を変えたい
発掘やフアラオの墓の香水瓶   あけみ
→*上五を変えたい
鬼虎魚骨となりしも笑はざる   千方
→鬼虎魚骨となりても笑はざる
立葵どれも真つ直伸びざかり   明子
白玉のますます白き暑さかな   一郎
日本一低き山なり開きけり    伸子
青葉木菟むかし夜這ひのありし村 ひろし
白玉や田辺聖子の忌となりぬ   あけみ
椅子ひとつ除けて二幕目夏芝居  ひとみ
夢の世にわれは白玉生む女    秀子
てんと虫変身の羽ひらき発つ   節子
白玉やそろそろ雨も上がるころ  秀子
白玉のひとり娘を奪はるる    純子

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