6月深川句会のご案内
日 時:6月5日(水)午後1時
会 場:森下文化センター
会 費:2,000円
第1句座:雑詠5句出5句選
第2句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
5月深川句会のご報告
*5月8日、26名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。
(第1句座、雑詠、5句出5句選)
◎聞こえねば笑みをうかべて新茶かな 節子
◎ジャンボ機のずんどうゆらり潮干狩 俊一
◎絡まりし蔓を外して漆掻く ひろし
◎花浴びて猪撃ち集ふ猟供養 秀子
熱き湯に応へて渋き古茶汲まん 隆子
大楠の若葉の下に雨宿り 明子
野遊びや柳に馬をつなぎとめ 寛子
揚がりたる沢蟹真つ赤瓜構へ 秀子
しずかなる星の自転やかたつむり 隆子
まだぬくき雉子どさと置く框かな 秀子
藤の花千年を滝さながらに いづみ
落椿金の瞳で空を見る 逸郎
新緑の道一筋や魁夷の絵 ひろし
おそろしや千の牡丹の揺るる闇 隆子
すいと立つ折鶴の尾や春惜しむ ひろし
春憂ひ智慧が溜まれば溜まるほど 逸郎
更衣しても変らぬ紺と白 道子
(第2句座、席題「噴水、扇、蚕豆」3句出3句選)
◎女の子茶席の扇子わがものと 淳子
◎噴水の穂先越さんと次の水 ひろし
◎ひと風に噴水大き翼なる 隆子
◎君の膝打つては笑ふ扇かな 隆子
◎噴水や終ひに噴いてばさと落ち 俊一
蚕豆に若さ戴くひとときよ 明子
噴水を浴びて身の内生き生きす 節子
おたふくがむくやそら豆はじき豆 梅子
そら豆や空より色を賜はりし いづみ
太陽を冷やさん勢ひ噴きあげぬ 和子
そら豆や書を読み酒を飲みながら 怜
今日よりは令和の風の扇子かな 宣行
そら豆のまだ眠さうな莢の中 道子
そら豆や子に気を使はせる齢に 間宮伸子
真ん中を射ぬかれ落ちる扇かな 靖彦
ふと淋し開きて母の扇子見る 元子
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