5月奈良句会ご案内
日時 5月11日(土)13時30分~16時30分
会場 都跡公民館 会議室 (奈良市五条町204番地、電話 0742-34-5954)
会場へ経路 近鉄線 西ノ京駅下車 薬師寺→唐招提寺→公民館 約1.2km 20分(下図参照)
吟行 薬師寺、唐招提寺を各自行ってください。唐招提寺では鑑真和上の故郷の花 「けい花」 が見られます。
食事処 都跡公民館のとなりにコンビニがあります。
句座 第一句座 当季詠 7句出句 5句選句
第二句座 席題詠 3句出句 3句選句
4月吉野山花の句会報告
長谷川櫂先生 特選
しんしんと谷の底より花の冷 洋子
花冷の身を労はん陀羅尼助 まき
吉野山花の奈落に落つるとも 育子
櫻花壇しづかに眠る花の中 光枝
このままに暮れずともよし糸桜 沙羅
陀羅尼助花に浮かれて買ひにけり 美那子
陵は春の落葉の音ばかり 美津子
しら魚の命の一句花あかり 洋子
あなうれし福神といふ花の駅 久美
大岡忌今年も空に花見舟 まき
花の句座俎板買って帰りけり 嘉子
み吉野の竹の子鬱と竹の中 光枝
椎茸のひつそり育つ花の陰 美那子
朝寝せしこともはるかや大広間 美津子
水色の箱にねむれり桜菓子 光枝
五郎兵衛茶屋山風に揺れ花の酒 忠雄
微笑むにあらねど花の吉野雛 久美
如意輪寺花に埋つてしまいけり 嘉子
ほら貝は子の頭ほどのどけしや 通江
放蕩や花に憑かれて奈良茶粥 りえこ
花びらをつけて天女魚は焼かれけり 千方
花びらの柄杓新し手水鉢 まき
みよしのの奈落というて蕨狩 洋子
へうたんをあふれまぶしき桜かな 遊歩
一山をはみだしてゐる桜かな 育子
満山の花に寝ころぶ虚子忌かな 通江
Be First to Comment