12月 深川句会のご案内

12月 深川句会のご案内
 
日  時:12月26日(水)午後1時
会  場:芭蕉記念館分館
会  費:2,000円
第1句座:雑詠5句出5句選
第2句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
11月深川句会のご報告
*11月28日、30名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。
 
(第1句座、雑詠5句出5句選)
◎手をふれて枯木よなぜに懐かしき   隆子
◎皮剥がれ鮟鱇まるで白兎       梅子
◎水ふしぎ浮かんで不思議浮寝鳥    寛子
◎雪山に恋して雪になりし人      和子
◎この山の湿りめでたや滑子生る    靖彦
 利かぬ指さすりて冬に向き合はん   菊江
 茹で上げてまこと無防備カリフラワー 秀子
 火の海の如く落葉や進む道      いづみ
 しやぶしやぶの音もたのしき松葉蟹  ひろし
 冬構間に合はなくて雪二尺      明法
 風邪に寝て雲をつかんでゐる心地   かよ
 鯨老ゆ身はふぢつぼの栖処かな    和子
 愛しさはブランケットでくるむほど  和華子
 振返れ廊下の奥を十二月       淳子
 雪吊の帆柱立てり一の松       京子
 銅を掘り流せし毒も山眠る      逸郎

(第2句座、席題「小春、炭焼、河豚」3句出3句選)
◎人老いて河豚の怒りを己が詩に    隆子
◎ふくらめば萎むほかなき河豚ならん  和子
◎炭焼やまづ赤松の火の走り      隆子
◎むらさきの煙は木霊炭を焼く     秀子
 きんこんかん音も妙なる炭を焼く   靖彦
 てつちりをつつきつつきつ政     菊江
 夢に見し炭焼く父の大き背      いづみ
 大川や小春の竿にはねる鯊      梅子
 火の神の御加護賜り炭を焼く     靖彦

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