8月の奈良句会は恒例により休会します。
7月の句会報告 (14日、奈良県女性センター、10名)
全山にあふれて宙へ蝉の声 瑳楓
オーケストラの如き噴水美術館 美那子
干瓢剥く地球も傾き自転する 弘子
一匙ごと蘇る日々かき氷 茉胡
巴里祭ふるさとを出て半世紀 洋子
干瓢剥く老いの手許の鮮やかに 正子
浮かびきて海女の笑顔や大鮑 豊
サツカーの決勝悲願やパリ―祭 忠孝
路地裏を出て広場へ巴里祭 悦子
常の夜の忽ち消ゆる花火かな 忠雄
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