10月 深川句会のご案内
日 時:10月25日(水)午後1時
会 場:芭蕉記念館分館
会 費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
9月深川句会のご報告
*9月27日、芭蕉記念館本館
*席題「雁渡し、刈田、紅葉鮒」
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。
◎蔓たぐり不出来の秋がごろごろと 節子
◎生涯は大いなる愚ようろこ雲 秀子
◎秋の駒嬉々と一茶をのせ跳ねる 佳余子
◎竜潜む心の淵をのぞきみん 梅子
◎生れし子を千種と名づけ水の秋 間宮伸子
◎深みゆく老いくれなゐに紅葉鮒 宣行
◎大津絵の鬼も釣るらむ紅葉鮒 ひろし
◎淡海てふ母のふところ紅葉鮒 逸郎
小鳥来る深みゆく老い楽しまん 怜
かの岳の雪のしづくや黒葡萄 元子
稲妻や竹の茶杓に節の峰 幸三
蚯蚓鳴く心の闇に添ふごとく 順子
毬の中ことしの栗はよく笑ふ 怜
竜淵に潜む如くに上り窯 ひろし
月光の金のまなこの山猫よ 秀子
子規健啖梨を喰らひて梨頭 遊歩
残る歯で呵呵大笑の敬老日 俊一
刈田道大愚なるまま老いゆきて 伊豆山
姉妹の墓は離れて刈田かな 間宮伸子
百姓の結ひの力や刈田原 靖彦
悠然とおのが刈田をめぐる人 佳余子
牛蒡にも気づかれぬうちすつと引く 和子
昼の虫ちんちんちんと九月行く 弘美
遠き日を風の吹きゆく刈田かな 邦紀
百名山先づ大雪山の紅葉かな 伊豆山
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