8月 深川句会のご案内

8月 深川句会のご案内

日  時:8月23日(水)午後1時
会  場:芭蕉記念館分館
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
7月深川句会のご報告
*7月26日、芭蕉記念館分館
*席題「土用波、花火、病葉」
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。
 
◎わが耳の蟬と芭蕉の話せん      幸三
◎生き抜かんノルマの五百泳ぎては   順子
◎狂ほしき火蛾を尻目に自動ドア    菊江
◎ラムネ瓶玉抜く音よ雲湧くよ     間宮伸子
◎暴れ川けふは鰻をもたらせり     秀子
 十州に連なる信濃星涼し       順子
 冷蔵庫重低音の夜働き        遊歩
 ちちははをはるかに思ひ麻を干す   怜
 朝顔の鉢二廻しこれに決め      逸郎
 蕗の葉をかざせばわれもコロボックル 秀子
 身二つとなりて涼しき女かな     逸郎
 湘南は我が青春とヨット行く     ひろし
 草ふぐが岩に乗つ込み夏の月     俊一
 一斉に海へ飛び込む跣かな      四郎
 臨終の床にかけつけ日焼の子     宣行
 暮れにけり暑し暑しと何もせず    佐幸
 病葉の流れ流れて大海へ       四郎
 病葉と云ふといへども香を放ち    佐幸
 わくら葉といへどどつこい生きてゐる 梅子
 土用波きりりと冷えし水羊羹     間宮伸子
 繰り出さん大川端へ花火船      梅子
 鬼灯の飛んでヤマタノヲロチの眼   梅子
 遠花火二階へ母を呼び寄せん     佳余子
 病葉のありてカンバス華やげり    東久
 筒抱きいのちの花火あげんとす    和子
 響動もして大信濃川大花火      伊豆山

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