8月、東京句会のご案内

8月、東京句会のご案内

日時:8月12日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071東京都江東区亀戸2-19-1
電話:03-5626-2121
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*亀戸文化センターや江東区文化センターではないのでご注意ください。
 
7月の東京句会報告(27名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎思春期のまつ只中の白服よ      あけみ
◎引き寄するプールの壁やタッチの差  遊歩
◎しばらくは梅雨の重さを背負ひゆく  宣行
 天人のごと蓮の葉を杯に       秀子
 羽抜鳥なり昨今の政ごと       あけみ
 夏の恋たちきれなくて馬に乗る    有紀
 病癒えこの空豆のすり流し      隆子
 桑畠を通りくる風夏座敷       佐幸
 濁流やそよぐ青田も家もなく     梅子
 たづな取る白馬の夏のうつくしき   有紀
 千日草千日咲いて後干され      伸子
 ハンカチをあてるさまさへ絵のやうで 寛子
 天上の青より青き朝顔市       昌子
 散骨を終え潮の香の髪洗ふ      道子
 日盛りや反芻の牛噛み休む      靖彦
 鯔とんで舟もかしぐよ舟だまり    元子
 洗濯機まはして蛸のぬめり取り    佐幸
〈席題三句投句/三句選句〉
「団扇」「草笛」「夏の蝶」
◎まつたうに生きて愛して渋団扇    梅子
◎いういうと団扇を腰にさし来たる   千方
◎丸亀の風もまんまる団扇かな     千方
◎草笛の君に続かん柴の笛       靖彦
 誰もみなふるさとを吹く草の笛    隆子
 草笛のするどき一笛馬走る      佳余子
 京団扇骨をあらはの涼しさよ     宣行
 草笛や天上の音の返り来る      伊豆山
 太陽に恋して高く夏の蝶       和子
 しづかさの風の果なる扇かな     一郎
 遊ぼうよ団扇で嵐起こさうよ     和子
 いつしかに大の字となるうちはかな  ひろし
 草笛やまつ赤に頬をふくらませ    順子
 よき風はよき団扇から京みやげ    明子
 草笛や君の返事を待つ間       怜

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