6月、東京句会のご案内
日時:6月10日(土)
集合:午後1時
会場:砂町文化センター
〒136-0073
東京都江東区北砂5-1-7
03-3640-1751
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*亀戸文化センターや江東区文化センターではないのでご注意ください。
5月の東京句会報告(33名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎巫女が来て牡丹の傘をさし直す ひろし
◎ゆつくりと月の満ちゆく新茶かな 隆子
◎鹿の子の跳ねてはこぼす葉洩れ日よ 秀子
◎猿の群大雪渓をのぼり来し 一郎
◎晩酌の肌より上る菖蒲の香 宣行
◎うつくしき斎王代の夏来たる 梅子
◎蛇衣を脱ぎていそいそ次の恋 和子
半袖をけふは着てみん若楓 順子
舎利殿の裏はぼこぼこ筍よ 直子
愛されてフリルいつぱいカーネーション 秀子
牛角力新島守をなぐさめよ 梅子
薔薇のあか雨の重さの加はりぬ 一郎
母在らぬ母の日十年草を引く 道夫
この村の水番決める一大事 佐幸
とこしへに泳ぎ変へざる亀ならん 千方
授乳してもう一潜り磯の海女 俊一
表札に今なほ龍太燕飛ぶ 道夫
風と競ひて夏帽をとりあへる 千方
橋守りは蟇の大将通りやんせ 元子
うらやまし徹する蟹の横歩き 怜
涼み来よおほいなる詩の緑陰へ 隆子
〈席題「短夜」「汗」「お花畑」三句投句/三句選句〉
◎太陽や吹き出す汗はすぐ塩に 宣行
◎おのづから老いしこころの明易く 怜
◎これからは汗も涙も独り拭き 順子
◎存へて汗かくことの幸せよ 侑子
かぐはしきこの世の汗や嬰眠る 隆子
雷鳥の子が歩きゐるお花畑 かよ
嬰さぐる汗の胸乳のつめたさよ 秀子
十年の汗を吸ひたる季寄せかな 直子
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