5月京都句会のご案内と4月句会報告
古志京都の5月句会は,次のとおりです。
句会日時:5月21日(日)午後1時から午後5時まで
句会場所:こどもみらい館(最寄駅:地下鉄「丸太町」)
※句会場の場所は,下記ホームページの「アクセス」をご覧下さい。
http://www.kodomomirai.or.jp/
4月京都句会(16日)の報告
主宰ご出席。仁和寺吟行。
一句座目7句出句5句選、二句座目席題の「花種蒔く」「陽炎」「浅蜊」の3句出句3句選。
主宰特選句(◎),入選句は次のとおり。
◎仁和寺や花満腹の心持ち 雄二
◎花見客かき分け走る御僧かな 嘉子
◎仁和寺の大きな春の行かんとす まき
◎この花は来迎雲やいざ乗らん 雄二
◎あとはもうゆつくり眠れ花は葉に みつこ
花の昼意外に低き大文字 美那子
静かさや松の花咲く大伽藍 次雄
応仁の恨みは未だ寺に花 雄二
どこからも東寺の見えて京の春 りえこ
夢の世は際こそ良けれ春のゆく 勝之進
幾度も焼けたる寺や花盛り 雄二
昨日五分今日は満開鳥の恋 みつこ
◎王朝をしのびて蒔くや花の種 勇
◎老いの日々昨日のわれのかぎろへる 幸子
◎花の山俳句の花の種まかん 洋子
母と蒔く祖母の遺品の花の種 弘子
だらしなく舌出すが良し浅蜊汁 美恵子
子に持たす小さきバケツ浅蜊掻く 美栄子
出土器に田の一文字やかぎろへり 次雄
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