3月、東京句会のご案内

3月、東京句会のご案内

日時:3月11日(土)
集合:午後1時
会場:江東区文化センター(東陽町)
〒135-0016
東京都江東区東陽4-11-3
03-3644-8111
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄+席題の合計7句出句、5句選
*句会は一座になります。
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*亀戸文化センターではないのでご注意ください。
*句会の後、授賞式、祝賀会があります。
13:00~16:00 東京句会 江東区文化センター 
16:00~17:00 授賞式  同上
17:30~19:30 祝賀会「ホテルイースト21」内のレストラン
  
2月の東京句会報告(34名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠:五句投句/五句選句〉
◎眠たくてまだ恋猫になりきれず   神戸秀子
◎ちさき歯の抜け落つ春の眠りかな  関根千方
◎ぶつくさと言うてけぶるか目刺どち 園田靖彦
◎枝一本足せば古巣も温からん    石川桃瑪
◎負鶏の傷に焼酎吹きかけて     わたなべかよ
 豆打ちやわが家の鬼のふがひなき  上俊一
 流木は鷹の俎板魚跳ぬる      熊谷佐幸
 蜜蜂の群れて大きなつづらかな   田中益美
 春の雪天狗の鼻をへし折りぬ    大平佳余子
 わが街の桃園川や下萌ゆる     わたなべかよ
 流氷が仮の住処や尾白鷲      片山ひろし
 はぐくまん花の蕾がひらくまで   大場梅子
 石段の終りに春の来てゐたり    関根千方
 野良猫の呼び名まちまち日向ぼこ  那珂侑子
 忙しくおはす釈迦牟尼出開帳    山田洋
 ずしり干す湯屋のマットや梅の花  大平佳余子
 九十も百才もゐて村に梅      那珂侑子
 初燕ちよつと下見にわが家まで   那珂侑子
 青き踏むこの頃重き足なれど    持田明子
 春の雪かるくはたいてラーメン屋  田中益美
 愚直にて寡黙にてわれ梅は咲く   佐川あけみ
 木偶となりただ木偶となり絵踏かな 上俊一
〈席題「落し角」「蜆」「菜の花」:三句投句/三句選句〉
◎角一つ落ちたる顔のをかしさよ   小宮節子
◎菜の花にかくれいじめをやりすごす 三田菊江
◎火の山の水をすみかに鬼蜆     関根千方
◎角落ちしことを知らでや鹿遊ぶ   加藤あつ子
 けふはこの畝の菜花をお浸しに   石塚直子
 少女なら乗れる白雲花菜晴     真板道夫
 口閉ざしなにに抗ふ蜆かな     三玉一郎
 大山の真白にけぶり蜆舟      大平佳余子
 瀬田しじみ翁の疲れ癒せしか    大場梅子
 子らと飲む昼酒うまし蜆和へ    菅谷和子
 落し角拾うて老の杖とせん     山田洋
 瀬戸内の島から島へ花菜舟     大平佳余子
 菜の花や戦車隠せし壕のあと    熊谷佐幸
 下京や声なつかしき蜆売      山田洋
 菜の花やきしみて走る一輛車    飯沼明法

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