8月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:
2016年8月27日(土) 午前10:00

★集合場所:
浜離宮恩賜庭園 大手門口
都営地下鉄大江戸線「築地市場」、ゆりかもめ「汐留」より 徒歩7分
JR、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線「新橋」より 徒歩15分
※中の御門口(都営地下鉄大江戸線「汐留」の10番出口を出て徒歩5分)から入園した方、水上バスでいらした方は、そのまま吟行をすませて句会場にお入りください。

★吟行地:
浜離宮恩賜庭園 (入園料300円)
〒104-0046東京都中央区浜離宮庭園1-1
電話03-3541-0200

★句会場:
園内 「芳梅亭」13:00~16:00 和室
 
☆潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式ですが、実際に海水が出入りしているのはここだけです。初秋の草木の花々、例えば槿、芙蓉、百日紅などが見られるでしょう。まだまだ残暑が厳しい時節、涼亭で冷たい抹茶を喫すのも一興かと思います。
☆昼食は各自ご用意ください。庭園内に食堂等はありません。飲み物の自販機はあります。
☆出句は10句。13:30〆切とします。
✿どうぞお出かけください [係:大場、神谷、大平]
 
7月の句会報告
幽谷の涼しさを求めて、等々力渓谷を吟行。参加者は、17名。

 笹舟に櫓も櫂もなき涼しさよ    道子
 繋がつてはかなき夢を糸とんぼ   光枝
 また訪はん青きむべの実熟るるころ 和子
 ここからは早瀬となりぬ秋の声   靖彦
 天国へはつぱふみふみ蟇      佐幸
 渓谷にあそんで夏を惜しみけり   梅子
 蚊柱の守る横穴古墳かな      呑空
 郎女の髪梳く如き小滝かな     ひろし
 涼しさや緑の奈落深々と      千方
 白服や五濁を包み隠したる     洋
 草揺れて命つぐなり糸とんぼ    宣行
 青芝や赤ん坊立つたりすわつたり  益美
 炎天に迷ひ出でたる大毛虫     佳余子
 子蟷螂風に生まれて風にとび    あつ子
 涼しけれ葉脈といふ流れあり    東久
 吾に吹け滝の飛沫を行とせん    伊豆山
 恐ろしきまでに欝蒼今年竹     博

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