5月 深川句会のご案内

日  時:5月25日(水)午後1時
会  場:江東区文化センター
     江東区東陽4-11-3
     東京メトロ東西線「東陽町」駅下車
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
 
4月の深川句会報告
*4月27日、芭蕉記念館分館
*席題は「青嵐、蝙蝠、卯の花」
*一部直しが入ってます。
*◎が特選です。

◎夜話に加はりに来て人おぼろ     麻衣子
◎夜の雨あがるや牡丹まだ覚めず    節子
◎失ひし春を惜しむや阿蘇煙る     宣行
◎ひねもすを田螺鳴く道遍路かな    伊豆山
 秩父いま岩魚のすしの旨きころ    佐幸
 菖蒲田の泥にまみれて草取女     明子
 掘りたての大たけのこを持つてけと  佳余子
 よう来たと遍路むかへる大草鞋    梅子
 ゆく春や群を離れし猿の貎      菊子
 のぞいてはならぬ巣箱をまたのぞく  和子
 春暑し袖まくりあげ米をとぐ     淳子
 弁天の一声に打ち鯛の網       隆子
 取的や若葉の町を颯爽と       梅子
 牡蠣棚にまた海苔粗朶や島は春    あつ子
 立山の雪の匂ひや桜鱒        佐幸
 のぼーると呼んで野球や春惜しむ   宣行
 卯の花ややすらかに水湧くことよ   麻衣子
 蝙蝠か窟に朽ちたる魂か       伊豆山
 かうもりが迎へてくるる旅がへり   節子
 樟を吹く青き嵐や城こぼれ      麻衣子
 家問はれ卯の花垣と答へけり     あつ子
 羽ひしと畳みて蝙蝠なきがらに    淳子
 かはほりの飛ぶや荷風はいそいそと  梅子
 おほらかに寝釈迦となるや春大根   洋
 かげろふと同行二人かぎろひぬ    伊豆山

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