2月、東京句会のご案内

日時:2月13日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。

1月の東京句会報告(34名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠:五句投句/五句選句〉
◎凧春をめがけてのぼりゆく     丹野麻衣子
◎凧上げてこの世を春とせん     丹野麻衣子
◎己が歳吹いて飛ばすや小豆粥    神谷宣行
◎笑みといふ宝包みてマスクかな   飯沼明法
◎鰭酒のひれを焙るといふ遊び    高橋たか子
 青空になかよく並べ凧       丹野麻衣子
 年酒とて呑みも呑んだる獅子ならん 丹野麻衣子
 洟垂れもふうふう吹いて七日粥   わたなべかよ
 襟巻となりて街ゆく狐かな     わたなべかよ
 弘法も筆は熊野か初硯       佐川あけみ
 餅のかび削りけづりて粥柱     佐川あけみ
 金比羅を登りきつたる恵方かな   間宮伸子
 真つ白な凧に一句を書き上げん   吉田順子
 老いて二人辣韭梅干明の春     鈴木伊豆山
 まろぶたび兎になつてゆきにけり  三玉一郎
 明けましてミニーマウスも嫁が君  西川遊歩
 はなやかに餅花ゆらし娘来る    菅谷和子
 樏や獣の足跡追ひ追うて      園田靖彦
 粥柱こんなに長く生かされて    熊谷佐幸
 丸まつて月がまぶしき海鼠かな   土志田みほ
 大氷柱住めない土地となりにけり  軍地四郎
 古典てふ宇宙の旅へ読始      関根千方
〈席題:三句投句/三句選句〉
「雪下し」「寒念仏」「水仙」
◎恐ろしや雪の上又雪下し      大平佳余子
◎雪山のうなるがごとく寒念仏    関根千方
 青空を我がものとして雪下し    山田洋
 雪卸屋根に上れば佐渡が見え    飯沼明法
 水仙の香りの嫁ご来りけり     わたなべかよ
 手を合はせ見上ぐる嫗雪下し    熊谷佐幸

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