12月奈良句会ご案内&11月句会報告

12月奈良句会ご案内

日時 12月12日(土) 13時30分~16時30分

会場 奈良文化会館 2階 F集会室

出句 第一句座 7句出句、5句選

第二句座 席題 3句出句、3句選

11月句会報告(8日、奈良氷室神社、20名)

長谷川櫂先生選(〇特選)

第一句座

〇あをによし奈良の空より初しぐれ      英樹

〇水こほる氷室の神の意のままに      忠雄

法灯のほかは時雨れてゐたりけり     久美

光背に数多の佛秋深む           茉胡

寒肥をあげん氷室の桜かな        悦子

立冬のしづけき雨や御蓋山          勇

道の辺の千草供へん行基像        久美

このやうに逝かまほしきや秋のゆく    勝之進

天平の横笛の音や小鳥来る        豊

恋してる乙女のごとき冬紅葉        一爽

二歳なる太子立像冬すみれ        茉胡

朝霧ややがてあらはれ大伽藍      史生

降りしきる木の実のごとく句作せん     忠雄

角切られ浮かぬ顔なり鹿の冬       まき

今朝冬や暖まらんと奈良茶粥       美那子

宝物の尺へ小鳥の来て遊ぶ       通江

冬立つやことに恋しき奈良茶粥      英樹

冷まじや一刀で面彫り出す        久美

天平の朱に染まりつつ冬に入る      忠雄

大仏の裏の紅葉の閑かなる        史生

どんぐりに驚いてゐる小鹿かな       史生

第二句座

〇ままならぬこの世に小春日和あり      史生

なつかしき仏のもとに冬ごもり         英樹

しぐるるや光が躍るテラス席          弘子

小春日や鶏は一日虫つつく         正子

 

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