3月、東京句会のお知らせ

  • 日時:3月9日(土)
  • 集合:午後1時
  • 会場:青山こどもの城
  • 会費:2,000円(学生半額)
  • 第一句座:当季雑詠5句出句5句選
  • 第二句座:席題3句出句3句選

* 大谷主宰ご出席の句会となります。
* 今月は10階の部屋になります。
【注意】古志1〜3月号の句会紹介のページで、会場が「科学技術館」となっておりましたが、正しくは「青山こどもの城」です。大変申しわけありません。お間違えのないようにご注意下さい。

2月の東京句会報告
<大谷主宰特選句>
やらはれて飛出す鬼と鉢合はせ  大場梅子
かぎろへるものに王羲之筆の跡  西川遊歩
白梅やにぎり飯にも紙懐炉    神戸秀子
日の本の鬼をやらひて逝かれけり 大場梅子
いつぞやの探りし梅をけふ君と 葛西美津子
恋の猫置ものの猫どれがどれ   神戸秀子
きしませて羯諦羯諦鞦韆こぐ   勝又眞子

<大谷主宰入選句>
生き下手にして悠々と冬の蠅   上村幸三
歌舞伎座の杮落し春を待つ   片山ひろし
媛神のまします山や春霞     金澤道子
暫くと冴えかへる声もう聴けず  大場梅子
もも色のハワイの塩を春キャベツ 間宮伸子
立春の水立春の花にやる     北島正和
怪しんで鶏低く鳴く探梅行    真板道夫
蛇笏の山龍太の川に春の色   片山ひろし
春霙古典文法四苦八苦     岩崎ひとみ
がぼがぼと馴れぬ長靴春の雪   勝又眞子
冬深し土間にみそ樽しやうゆ樽  神戸秀子
ト伝の生れし境内落し角    佐川あけみ
この国は犬もやさしき春の顔   飛岡光枝
囀の守りてくれし一人旅    岩崎ひとみ
初音待つ百間廊下拭き込んで   神戸秀子
揺れやまぬうちに次の子鞦韆に  関根千方
恋猫となるべく抱かれロシアより 神戸秀子

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です