7−9月、京都句会のご案内

7−9月、京都句会のご案内

  • 京都の7月、8月句会は,毎年恒例の祇園祭句会(7月17日),大文字句会(8月17日)です。祇園祭句会は長谷川櫂前主宰,大文字句会は大谷弘至主宰出席です。いずれも5句投句、5句選句の2句座を予定しています。句会の詳しい時間と場所,前日の吟行予定などは,既に案内しています「6-8月京都句会のご案内」をご覧下さい。
  • 9月18日(日)の句会は,詩仙堂と金福寺(蕪村の墓や芭蕉庵があります)の吟行を予定しています。詳細は後日お知らせします。

6月の京都句会の報告
6月の京都句会は,19日(日),落柿舎で行いました。4月巻頭の美恵子さん,句集「ラ・フランス」を出されたばかりのまきさんが出席され,話題豊富な句会でした。第1句座は当季雑詠7句出句,第2句座は兼題「竹落葉」「柿の花」,席題「太宰忌(桜桃忌)」の3句出句で行いました。

蛍狩その名忘れし人過ぎる いほり
茄子の花一日一日のいとほしき 通江
涼風のさつと過ぎたるぼんのくぼ まき
花柚子に夕日照りゐる骨納め 寿美子
薮苺わたくしだけが知つてゐる
鳰の巣を見て来し夜の豪雨かな 次雄
せうせうは十薬まじり草むしり 初男
竹落葉時ふりつもるごとく積む 幸子
桜桃忌小はぜの糸のほどけをり 英二
ただ笑ふだけの母なり竹落葉 美恵子
人に言ふほどの恋せず桜桃忌 茉胡

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