ご存知でしたか?「一夜庵」

香川県観音寺市八幡町にある山崎宗鑑の俳跡(かやぶきの小さな庵)です。
さきに、時代の整理をかねて、宗鑑について簡単に紹介しておきますね。
「山崎宗鑑」について 【出典は日本文学史(中央図書)と百人一句(中公新書、高橋睦郎)です】
寛正元年(1460)~天文九年(1540?)。
初め足利義尚(よしひさ)に仕えたが、のち出家して、洛西大山崎に結庵したことから山崎姓を称したが、本姓は不明)
連歌の“菟玖波(つくば)集”をもじった“犬筑波(いぬつくば)集”を編んでいる。
連歌が人の遊びなら、俳諧は犬の遊びということか。
宗鑑作の発句
   手をついて歌申しあぐる蛙(かはづ)かな
   月に柄(え)をさしたらばよき団(うちは)かな
   七夕の夢のうきはしは烏鵲(うじゃく)かな
   風寒し破れ障子の神無月
   まんまるに出でても長き春日かな
最後の句は、太陽のまんまるなかたちと春の日永を取り合わせて大らかな一句となっている。
没年も77歳、80歳、百歳を超えて天狗になったとあって、俳諧の鼻祖らしい。          <紹介ココマデ>

さて、次の記事をお目通しくださいませ。

このような俳跡があること、寡聞にして全く知りませんでした。

ただ1528年に結ばれた庵が、現在まで残っとるものか?と少々の疑念もございます。

ともかく、一度訪ねてみたいものです。

記事の末尾にあるHPアドレスを再掲しておきます。

http://www.ichiyaan.com/

閑話休題、この俳跡に隣接する地区に、白砂青松の海岸「有明浜」があります。江戸時代に作られたと伝わる巨大な砂絵です。遠浅の砂浜が、絶好の海水浴場です。 このところ有名になってきた“父母ヶ浜”(ちちぶがはま)は、ここから北の方にあります。(お隣の三豊市)

「有明浜」にある銭形砂絵(ぜにがたすなえ)の<寛永通宝>

もうひとつおまけ。

観音寺市は、第105回直木賞受賞作品『青春デンデケデケデケ』(芦原すなおさん)の舞台でもあります。1960年代、ベンチャーズの影響を受けた少年が高校入学後、ロックバンドを結成し、ロックに明け暮れるメンバー4人の高校生活が描かれています。表題はベンチャーズの曲でおなじみのトレモロ・グリッサンド奏法のオノマトペから。主人公には、この奏法がデンデケデケデケ、雷がおちた音と響いたのです。

2 Comments

  1. 高橋真樹子 said:

    山崎宗鑑も「一夜庵」も存じ上げませんでした。
    銭形砂絵が江戸時代に作られたなんて。ビックリです。幕府からお咎めなかったんですね・・・いつも興味深い記事を有難うございます。毎回楽しみにしております。

    2021年9月3日
    Reply
  2. 高橋真樹子 said:

    毎回ブログを楽しみに拝見しております。山崎宗鑑も「一夜庵」も恥ずかしながら存じ上げませんでした。銭形砂絵、江戸時代からあったんですね。写真から見るに大きそうですね。幕府からのお咎めがなかったと言うことでしょうかね。

    2021年9月3日
    Reply

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